スマホでレシートの写真を撮って、会計ソフトに取り込む・・・というのを試してみました。
以前から、スキャンデータを利用する同じような仕組みがありましたが、精度が上がっているようです。
通常の手作業でのデータ入力とは違い、ざっと次のような手順になりました。
1.スマホで
(1)レシートを撮影する。
(2)解析されて、取引日、相手先、金額などが表示される。
(3)表示された内容の不備などを修正する。
(4)会計ソフトに送信する。
2.会計ソフトで
(1)先の送信されたデータを取り込む。
(2)仕訳に自動変換される。
(3)自動変換された仕訳の勘定科目などを修正する。
(4)仕訳を登録する。
使ってみた感想ですが、
慣れている人なら、レシートを見ながら手入力するほうが作業時間が短く、間違いも少ないと思います。
解析される、「取引日、相手先、金額など」は、誤りや、空欄がかなりありました。
一方で、
複数の社員などが利用可能な点は、メリットです。
例えば営業担当者などが経費精算の際に、スマホでの作業(レシート撮影~送信)をしてもらえば、
経理担当者が会計ソフトでデータを取り込み、仕訳を登録する
というように作業を分担できます。
経費を使った本人が「支払い先、内容」を記載することで、経理担当者の確認の手間が減るかも知れません。
消費税の複数税率を、読み込む機能はありがたいです。
使用を繰り返すうちに、学習機能で精度があがるようです。
会計ソフトや、スマホアプリによって違いがあると思いますが、多くは同じような「取り込み」機能が準備されています。
工夫次第で、便利に使えそうです。
ご興味のあるかたは、考えてみてください。
週一回や、月一回でも、御社に経理担当者が伺います。
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