雇用と業務委託

   



Mohamed HassanによるPixabayからの画像




130万円の壁(社会保険料の壁)については、
従業員が50人以下の企業などで働く人でも、年収が130万円を超えると扶養を外れ、
国民年金や国民健康保険の保険料の支払いが発生して、結果として手取りが減るなどの問題が取り上げられています。

健康保険料、厚生年金は、労使折半(会社と従業員とで50%ずつ負担)
なので、会社の負担も大きいものです。
ほかにも、労災保険分は全額事業主負担、雇用保険分は事業主と労働者双方で負担です。

サラリーマンを経験した後に独立をして会社をつくった人は、
「会社がこんなに負担するのか!」と、ビックリされることが多いようです。

聞いたことがあっても、独立した後で実際に支払うときは、その金額の多さを実感するわけです。
会社は、給料の額面以上に、負担する金額があることに改めて気づかされます。

こういった背景もあって、業務委託に仕事を発注する会社もあると思います
が、雇用契約と、業務委託契約は別物です。
会社が負担する金額だけの話しでは、ありません。

「偽装請負」にも、ご注意を。

◎参考サイト
偽装請負について|東京労働局
「偽装請負」とは・・・ 書類上、形式的には請負(委任(準委任)、委託等を含む)契約ですが、実態としては労働者派遣であるものを言い、違法・・・
 

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