経理アウトソーシングのメリット・デメリットとは?
中小企業、小規模企業が、経理をアウトソーシング(外注、外部 委託)する場合のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか?
自社内部で”経理担当者を育てる”、あるいは”ベテラン経理マンを雇用する”のと、”会計業務を外部にアウトソーシングする”ことを比較してみます。
【経理をアウトソーシングするメリット】
経理の専門知識・社員教育:
経理担当者の育成・雇用が不要で、即、専門家に業務を委託することができる
時間短縮:
経理事務にかかる作業時間の減少 = 本業に専念する時間が増える
効率化:
経理事務の標準化、適正化が図りやすい
コストダウン:
経理人材の教育コスト、給料など費用(固定費)の削減
チェック機能:
外部の第三者の目がチェック機能を果たし、横領など不正行為の抑止効果がある
【経理アウトソーシングのデメリット】
社員雇用:
自社の雇用機会(経理担当者の求人)の減少
ノウハウ:
経理内製化しないため、自社にノウハウが蓄積しない
業務管理:
外部に委託するため、経理業務を社内で管理し難い
経理人材が外部にいるため、現場の細かいところまで目が届かない
作業工程:
日々の現金の入出金などは、自社で行い、パソコン入力はアウトソーシング、などと経理業務の工程が分割される
【その他のポイント】
・会社の方針をアウトソーシング(委託)先に理解してもらうことが大切
・役割分担、責任の所在をハッキリさせることが必要
・自社と外部 委託先との連絡スムーズでないと、経理処理が遅れ、
経営の参考にすべき会計情報が遅れる可能性がある
ちなみに、
弊社の経理サービスをご利用いただいている会社を分類すると、3つのタイプに分けられます。
1.創業したての会社(独立、起業、スタートアップの時期で、経理部門、人材が不在)
2.成長中の会社(成長スピードに、経理部門、スタッフの処理能力が追いつかない)
3.二代目・三代目の社長が事業承継した会社(ベテラン経理担当者の高齢化、退職などをキッカケに、社内の会計業務の見直しを考えてアウトソーシングを導入する会社)
また、
弊社では、会計データの入力から、試算表や決算書の作成まで行います。
経理サービスの形態は2パターンあります。
経理サービスの形態は2パターンあります。
A. 訪問先のお客様の会社のパソコンでデータ入力作業する(出張型)